こんばんは.
昨日のお詫びの件があったので,
暫くは貝になろうかと
思いましたが,
やはり貝にはなることは
止めておきます.
それなりに悩んだので,
そんな時には
難しい本を読んでおきました.
その本は上記した2冊です.
京極真 著「信念対立解明アプローチ」
西條剛央 著「構造構成主義とは何か」
ご存知の方は,
ご存知たと思いますし,
ご存知じゃない方は,
全くご存知ないだろうと思います.
もしも,興味のある方は
是非とも読んでください.
この2冊の本は,
たぶん東日本大震災後に
まとめて購入した本だと思います.
何度も読み直していますが,
恥ずかしながら,
未だに良く理解していない
部分が多くあります.
そんな大それた本を
この悩みに悩んでいる時期に
読むと意外にスッと入っていくものです.
今回,自分がやらかしてしまったことを
頭に思い浮かべながら,
本を読みつつ思考していきました.
今回,私としては,
医療福祉連携といったところで
それが数年経っても
何ら進展がないことが発端で
やらかしたということが事実です.
また,詳細に書くと昨日言ったことと
話が違うとまたご指摘を受けるため
詳細には書きませんが…
私の関心・志向としては,
以前に所属していた病院であるから
私が現在所属している
福祉施設にいたとしても
連携はスムーズにされるであろう.
または連携は
志向がありました.
さらには,
連携するということは当然であり,
ましてや,クライエント中心に
リハアプローチがなされることは
当然だという信念でした.
それを疑義の余地のない信念として,
それを絶対視することによって
一人信念対立が起きたことだと考えました.
今となっては,相対する方の
志向を確認することは困難ですが,
推測すると,連携は理想であり
幻想であるため,
急性期,回復期,生活期という中での
連携というものは
各期の中で,クライエントに
しっかりと向き合うべきものではないか?
という志向であったと仮定するならば,
それは妥当な信念だと私自身も
理解することができました.
これは私の勝手な推察であり
本当のところはどのような信念であるかは
今となっては分かりません.
ですが,アポリアと思えるようなことも
きちんと構造化していくことで,
信念を解明していくことができることは
良いことだと思います.
残念ながら超志向性に至ることは
今回の件ではもう無く,
エポケーした状態を
永遠に続けていくことになりましたが,
目の前のクライエントに対して
出来ることをできる範囲で
各々のセラピストがしていけば
連携というものは必要ないんじゃないかと
思い至ることができたことは
今回のやらかしたことに対しての
良い産物になったと思います.
決してニヒリズムには陥っておりませんよ.
たぶん…
今回の件で,先方の方には
嫌な想いと私がサイコパスであるという
印象を植え付けましたが,
後悔は全くしておりません.
悔し紛れに言っている訳ではありません.
語弊がるといけませんが,
端的に言って,
自分の人生に必要のない人は
どこまでいっても必要ない.
付き合う必要性が低い方は
無理して付き合う必要もない
ということも分かりました.
なので,私と付き合う
必要性が低いと思った方は,
無理して付き合ってくださる
必要はありませんよ.
(排除とかそういうものではなくて,
人生を豊にする存在かどうかという視点で
考えてみてください.)
全ての方と超志向性に至れば
世界平和も夢ではないと思いますが,
簡単にそうなることは
現実的に困難ですよね.
人間の志向は
諸契機と共に変化しますからね.
西條さんは上記した本の中で,
人間は当たり前のことを
当たり前であるゆえに
当たり前のように
見失ってしまう存在である
と書かれているように,
私も今現在,こう志向しているけれども,
明日になったらどう志向しているかは
分かりません.
なので,常に自分がどう志向しているのか
どう信念を構造化しているのかを
思考していこうと思います.
それが,トレーニングですね.
私の読解力はかなり低いので,
本当に興味のある方は
上の二冊を熟読してください.
様々な現象がはっきりしてくる
こともあるかと思います.
本日も最後まで読んでくださり,
ありがとうございました.
また,
明日からも
よろしくお願いいたします.
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